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頑張りすぎない。自分を「味方」にするための3つの方法

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1、自分との戦いは、自分を弱くする
「自分に甘くすると、ダメになる」と思っている人は、「自分との戦いを続けていると、心身ともに鍛えられて、強くなる」と思い込んでいることも。しかし、自分との戦いは自分を弱くすることもあります。 理由は、自分との戦いを続けていると緊張状態のなかで毎日を過ごすことになり、休まるヒマがなくなるから。自分は「敵」なので、自分自身から攻撃されないように、絶えず警戒していなければならない。それが24時間365日続くのですから、常にピリピリしながら過ごすことになります。 このような状態を続けていると、外からは強く見え、「できる人」のように思われることもありますが、内面は、中身が無視に食われてスカスカの柱のようにもろいといいます。だからちょっと注意されただけで落ち込み、ひどい状態になると、バタッと会社に行けなくなることも。
2、自分のせいにするのやめる
自分を敵にしてしまう人は、失敗やうまくいかない原因を自分のせいにしがち。過剰に責任を感じ、自分自身を責めるそうです。でも、人は強い思い込みを持っていると、それを強化するために事実をつなぎ合わせて理屈をつくるもの。「自分はダメだ」という思い込みがあると、具体的にうまくいかないことがあったとき、原因を真っ先に自分自身に求めるのだそうです。 そこで、自分自身のせいにすることをやめて、「自分はダメだ」の強化をストップする。癖として染み付いてしまっているので簡単ではありませんが、「自分のせいだ」という気持ちが出てきたら、フタをせずに受け取る。気持ちを流れるままにする。そして気がすむまで責めたら、別の角度から物事を見てみる。 ここで大切なのは、「自分の手の届かないところにも、失敗の原因はあるのではないか」という視点で見ること。つまり「ひとつの現象が起こるには、いろいろな原因が積み重なっている」ということを実感する。その一部を、自分の責任として受け取るようにするというわけです。
3、自分を味方にする
自分の味方になると、「自分はダメだ」という前提から生まれる不安が消えるため、むやみにがんばる必要がなくなり、いつもリラックスしていられるとか。リラックスできる理由のひとつは、心にセーフティネットが張られるから。ドーンと落ち込みすぎたり、不安でたまらなくなるようなことがなくなるそうです。 自分との戦いをしているときは、落ち込んだ自分をとことん責めるもの。でも自分の味方になると、落ち込んでも、自分で追い打ちをかけることをしなくなる。もちろん人間ですから感情の波はありますが、慣れれば自然とある一定の沈み込みでおさまり、回復もスムーズになるのだとか。

コラム 2015/7/17更新


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