2015/6/24更新
苦しい『嫉妬心』でもう二度と悩まない!今すぐ使える4つの克服法
大人になっても悩まされること「嫉妬心」!
嫉妬。自分とは異なるものや、自分から見てよく見えるもの、自分が欲しいと思っているものを持っている相手などを快く思わない感情。ひがみ、ねたみ、そねみ、やっかみ、やきもち・・・。
今回は嫉妬に悩まされなくてもすむ克服方法について書きたいともいます!
1.自分の価値観を整理
嫉妬はさまざまな場面でうまれます。「仕事」であれば自分よりできる人、成功している人などに対して抱きます。「恋愛」であれば自分よりきれいな人に対してや、好きな人がしゃべっている相手にさえ嫉妬の感情は起こるでしょう。「お金」であれば自分より裕福であること、「幸せ」であれば、にこにこ笑顔な人に対して抱くかもしれません。
さて、ここまで読んでみて、どんな時に嫉妬の感情がうまれるか気付くでしょうか。全て、自分との比較です。嫉妬というのは自分にできないこと・自分よりすぐれていることに対して抱くものなのです。さらに言うならば、その比較対象に対して、勝ち負けで争っていることも挙げられます。
他人と自分の能力は全く違います。考え方や感じ方、得意不得意も違うのです。嫉妬の感情が起こったときは、人は人、自分は自分という気持ちを忘れている時。一回自分の感情や価値観を整理して、自分にしかできないことで力を発揮してみるとよいかもしれません。
2.嫉妬をバネに長所を伸ばす
嫉妬してしまう場面は人によって違います。いつも「仕事」で嫉妬してしまうという人は、自分が仕事に対して自信をもっていない人です。自分の見た目に自信のある人は、綺麗な人を見てもやきもちをやきません。
裕福だと感じている人は裕福な人を見ても羨ましいと思わないのです。もし、自信はあると言いながら、心の中で妬む気持ちがあるのなら、本当は自信がないことの表れなのです。コンプレックスとも言うことができますね。
人を妬む感情がおこった時は、嫉妬という感情をバネに、自信をつけるために努力を重ねるか、自分の得意分野に目を向けて長所を伸ばしていくよう工夫してみましょう。
嫉妬は良くも悪くも根深いもの。いい方向に転べばもの凄いモチベーションに変わり、大きな変化を起こすかもしれません。
3、執着を外してみる
嫉妬の感情はこだわりからおこります。分かりにくいので例をあげてみましょう。例えば、自分の体の中で大事にしている・こだわっているというところをあげてみます。
女性であれば爪、お肌、体型などがあがるかもしれませんね。男性であれば、筋肉、ひげ、髪の毛などがあがるでしょうか。また、体からは少しずれますが、服装や姿勢などを大事にしていると答える人もいるかもしれません。
人は自分が大事にしているところを基準に相手を見ます。思い浮かべてみてください。肌を気にしている人は、相手の肌が気になります。肌を気にしている人が髪のことで相手に嫉妬の感情を抱いたりしないのです。
つまり、よく「恋愛」において嫉妬してしまうという人は、「恋愛」に執着のある人ということができるのです。もちろん執着があることが悪いことではありません。しかし、もしかしたらあまりにも執着がありすぎて、周りが見えず、余計に敏感に反応してしまいストレスを感じている可能性もあります。
もし、嫉妬の感情に気付いたら一度執着を外してみましょう。恋愛以外のこともみるようにしてみるのです。趣味に時間を注ぐ、仕事に集中してみるのです。
体の例で言えば、肌にこだわらず、背の高さ、髪の色、においなど、全然違うところに目を向けてみましょう。少しの視点の変化だけで、嫉妬の感情が少しやわらぐことに気がつくことでしょう。
嫉妬してしまう自分自身や他人に、少しでも優しい声かけをしてあげてくださいね。この記事が日常生活で活かされることを願っています。